2015年6月22日月曜日

apt-getとaptitude

ネット上で拾ってきた.debや、.tar.gzを導入したり、フロントエンドのsynapticを利用したりする場合はやることがだいたい決まっているのだが、apt-getの場合は少々知識が必要かもしれない。

大抵のものはこのコマンドでインストールできるが、
ップデートしたからといって最新のソフトであるとは限らない点に注意。
配信元のサイトをチェックすると、より新しいバージョンが配布されていることもある。

apt-getの使い方

apt-getコマンドの解説はこちらを参照。
【 apt-get 】 パッケージを取得してインストール/アップデートする
apt-get - パッケージの操作・管理 - Linuxコマンド
apt-getコマンドのまとめ
不要になったパッケージを削除してくれる、autoremove

実行時にはほとんどの場合で管理者権限が必要なので「sudo」を頭につけること。
aptのデータを更新。
 apt-get update         パッケージリストの更新
 apt-get upgrade               パッケージをアップグレード(ソフトの更新)


パッケージの検索。
 (apt-get install auto-apt) auto-aptを未導入ならまずこれを。
 (auto-apt update)
 auto-apt search xxxx
他にも
 apt-cache search xxxx      依存を含むパッケージ検索
 apt-file search xxxx              探したいファイルやライブラリが含まれているパッケージを検索


実際のインストール
 apt-get install xxxx                xxxx をインストール

アンインストール
 apt-get remove xxxxx               アンインストール(設定ファイルはそのまま)
 apt-get --reinstall install xxxx     アンインストール(設定ファイルも)

不要パッケージ自動除去
 apt-get autoremove
※一度このコマンド実行後、何をしてもデスクトップ上に壁紙以外すべてが表示されなくなったことがあった。要注意かも。

リポジトリの追加
 add-apt-repository ppa:user/ppa-name
     user に該当ユーザー名、ppa-name に該当パッケージ名を指定

※直接編集する場合は
 /etc/apt/soureces.list
あまり追加しすぎてもトラブルの原因となるそうなので、よく調べてから追加したい。

開発環境の導入?
apt-get install build-essentials

ほとんどのソフトのものはapt-getで導入できるが、そうでないものは「/optディレクトリに入れるのが一般的」と、どっかのサイトで見た。そうなの?
ちなみにyumのリポジトリ(Lubuntuデフォルトでは存在しない。)
  /etc/yum.conf





aptitudeの使い方


詳細はこちら

コマンドラインでも使えるがインターフェースもあってこちらのほうが高性能?
引数の意味はapt-getとほぼ同様。

aptitude update
aptitude safe-upgrade    削除なしで更新
aptitude full-upgrade      削除ありの更新

aptitude download xxxxx       .debファイルのダウンロードのみ

aptitude search xxxx                  xxxxを検索
aptitude show xxxx                  xxxxの情報
aptitude install xxxx                   インストール
aptitude remove xxxx              アンインストール(設定ファイルはそのまま)
aptitude purge xxxx                 アンインストール(設定ファイルも)
aptitude reinstall xxxx              再インストール

ログの保存や関連するパッケージの管理を含めるので、利用できるなら利用すべきかも。
aptitudeのログは以下に保存されている。
/var/log/aptitude


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